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東海診療情報管理研究会の歩み

東海診療録管理研究会は藤田保健衛生大学岡島光治教授が第12回日本診療録管理学会会長を昭和61年に名古屋で主宰されたことがきっかけとなって、その翌年から始まった。それまでは、宮島政雄氏(名大病院・診療録管理士)や小川保彦氏(名鉄病院・診療録管理士)らが中心となって、小規模な懇談会が行われていたようであるが、今となっては詳細についてはわからない。本会の発足当初は10数名ほどのボランティア的集団の組織であったが、平成8年に第22回診療録管理学会が再び名古屋で開催(会長山内一信)されたころから大きく発展していった。
本会発足時は診療録管理士の宮島政雄氏、鈴木英雄氏、毛利文子氏らが中心となって会をリードしてきた。研究会は、年に3回ほどの頻度で開催し、原則として臨床に関する講義と診療録管理業務を話題とした。最近では、会員数は100名を超え、研究会への参加者も多く、その活動も盛んである。講演者も東海近県からのみならず、全国から高名な方を招待し、医学医療の知識を幅広く獲得し、診療情報管理業務の充実を図っている。以下に、研究会の回数、研究内容、年月日、場所を示す。さらに平成12年からは研究会が基軸となって診療情報管理に関する勉強会も行われるようになった。その勉強会についても開催記録を示した。           

山内一信記す

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